EC・DtoC歴10年以上。アパレル・消費財メーカーで、自社ECの立ち上げ・改修から楽天・Amazon・Yahoo!などモール多店舗運営、新規DtoCブランドの立ち上げまで現場で担当してきました。登録前に「リクルートエージェントは電話がしつこい」という評判を見て不安になったので、実際どうだったかを正直に書きます。
結論から言うと、「しつこい」と感じるかどうかは、連絡頻度そのものより、こちらが希望を明確に伝えられているかどうかで大きく変わります。この記事では、実際の連絡頻度と、負担を感じたときの対処法を具体的に書きます。
実際の連絡頻度
| 時期 | 連絡の頻度・内容 |
|---|---|
| 登録直後〜初回面談まで | 数日以内に1回、面談日程の調整連絡 |
| 初回面談後1〜2週間 | 求人紹介が集中し、週3〜4件のペースで届く |
| 紹介が落ち着いた後 | 週1件程度、または新着求人があったときのみ |
| 選考中 | 面接日程の調整、企業からのフィードバック共有のたびに連絡 |
一番連絡が集中するのは、初回面談後の1〜2週間です。ここで求人紹介がまとめて届くため「しつこい」と感じやすいタイミングですが、これは非公開求人を含めて幅広く提案しようとする仕組み上、最初にどうしても起こりやすい現象です。
なぜ連絡が多くなりやすいのか
求人数の多さと表裏一体
非公開求人を含めて100万件超の求人を扱っているため、担当者としてもできるだけ多くの選択肢を提示しようとします。求人数の多さというメリットの裏返しとして、連絡量も増えやすい構造です。
希望条件が曖昧なほど連絡が増える
実際に経験して分かったのは、希望条件を初回面談で具体的に伝えられていないと、担当者側も「とりあえず幅広く提案する」しかなくなり、結果的に連絡数が増えるということです。逆に条件を絞り込んで伝えたときは、明らかに連絡の的中率が上がり、数自体も落ち着きました。
連絡が負担に感じたときの対処法
連絡手段をアプリ経由に一本化してもらう
電話が負担な場合は、初回面談時に「連絡はアプリのメッセージでお願いします」と伝えておくと、以降の連絡がテキストベースに切り替わりました。在職中で電話に出づらい時間帯が多い人には、この一言だけでかなり負担が減ります。
連絡頻度そのものを相談する
「週1回にまとめて連絡してほしい」のように、頻度自体を具体的に相談することもできます。実際に使ったのは以下のような伝え方です。
「今、業務が立て込んでいるので、緊急の連絡以外は週1回、金曜日にまとめて共有していただけますか」
この一言を伝えてから、実際に連絡のタイミングが調整され、負担感がかなり減りました。遠慮せず、素直に希望を伝えるのが一番早い解決策です。
担当者を変更してもらう
希望を伝えても連絡頻度が変わらない場合は、担当者との相性の問題であることもあります。専用の窓口から担当変更を依頼できるので、我慢を続ける前に検討してみてください。
他エージェントと比べた連絡頻度の実感
リクナビNEXT(検索型)やEC特化型のエージェントも併用していたので、連絡頻度を比べてみます。
| サービス | 連絡頻度の実感 |
|---|---|
| リクルートエージェント | 初動は多いが、条件を伝えると落ち着く。求人数が多い分の連絡量 |
| リクナビNEXT | スカウトのみで、こちらから返信しない限り会話は発生しない |
| EC特化型エージェント | 母数は少ないが、1件あたりの説明が長く、面談の密度は高い |
「連絡がしつこい」という評判は、母数の多い総合型エージェント全般に共通する傾向で、リクルートエージェントに限った話ではないというのが実感です。むしろ検索型のリクナビNEXTと役割を分けて併用すると、連絡量の負担感はコントロールしやすくなります。
在職中に電話がかかってきたときの対応
在職中の転職活動では、勤務中に着信が入ると気まずい場面があります。実際にやっていた対応です。
- 勤務時間中は着信に出ず、休憩時間や退勤後に折り返す
- 担当者に「日中は電話に出られないので、ショートメールで一報いただけると助かります」と伝えておく
- 会社携帯ではなく、私用のスマートフォンを連絡先として登録する
この3つを徹底しておくだけで、在職中に周囲へ転職活動がバレる心配はほぼなくなりました。特に2つ目の「電話より先にショートメールで一報」というお願いは、多くの担当者が柔軟に対応してくれる印象です。
「しつこい」と感じやすい人の傾向
実際に使ってみて、「しつこい」と感じやすいのは以下のようなケースが多い印象です。
- 希望条件を「特にこだわりはない」と曖昧に伝えている
- 合わない求人を無反応のまま放置している(見送りの意思表示をしていない)
- 「まだ転職するか決めていない」段階なのに、本格的な転職希望者として扱われている
特に3つ目は重要です。「情報収集だけしたい」段階であれば、面談の最初にその温度感を明確に伝えておくことで、連絡の頻度・トーンが変わります。
実際に伝えて効果があった言い方・逆効果だった言い方
同じ「連絡を減らしてほしい」という要望でも、伝え方によって担当者の反応が変わりました。
| 伝え方 | 結果 |
|---|---|
| 「連絡がしつこいのでやめてください」 | 意図は伝わるが、以降のサポートがやや事務的になった印象 |
| 「業務が立て込んでいるので、緊急以外は週1回にまとめてもらえますか」 | 理由と具体的な頻度を添えたことで、スムーズに調整してもらえた |
| 「今はまだ情報収集段階なので、急ぎの連絡は不要です」 | 温度感が伝わり、以降の連絡トーンが落ち着いた |
感情的な理由だけでなく、「なぜ」「どのくらいの頻度なら大丈夫か」を具体的に添えるだけで、同じ要望でも受け取られ方が大きく変わるというのが実感です。
よくある質問
Q. 夜遅くや休日にも電話は来ますか?
A. 基本的には常識的な時間帯(平日日中〜夜20時頃まで)での連絡が多かったです。休日の連絡が負担な場合は、事前に「休日は避けてほしい」と伝えておけば問題なく調整してもらえました。
Q. 一度断った求人でも再度連絡が来ますか?
A. 同じ求人について繰り返し連絡が来ることは基本的にありませんでした。ただし、似た条件の別求人が改めて紹介されることはあるので、断る理由を具体的に伝えておくと、以降の紹介の精度が上がります。
Q. それでも連絡が減らない場合はどうすればいいですか?
A. 担当変更を依頼しても状況が変わらない場合は、利用を一時的に休止する、または退会するという選択肢もあります。退会の具体的な手順や、角が立たない伝え方は別記事にまとめています。
まとめ
リクルートエージェントの連絡量は、求人数の多さと表裏一体の構造です。「しつこい」と感じる場面の多くは、希望条件や連絡手段の希望を明確に伝えていないことが原因になっています。連絡手段の指定・頻度の相談・担当変更という3段階の対処法を知っておけば、負担を感じることなく求人数の多さというメリットだけを活用できます。
登録前の準備・使い方全体はこちらにまとめています。
→ リクルートエージェントの使い方|登録前に準備すべきこと・面談を無駄にしないコツ
評判全体の実感はこちらも参考にしてください。
→ リクルートエージェントの評判・口コミ|EC・DtoC担当者が使ってみた実感
この記事を書いた人
EC転職野郎

EC・DtoC歴10年以上。アパレル・消費財メーカーで、自社ECの立ち上げ・改修から楽天・Amazon・Yahoo!などモール多店舗運営、新規DtoCブランドの立ち上げまで現場で担当。1社目はアパレルメーカー。店舗スタッフから店長・エリアマネージャー・MDを経て通販事業部シニアマネージャー。その後、2社目では消費財メーカー(食品)でDtoC新規事業のブランドリーダーとしてO2O施策を牽引。自社EC、Amazon、楽天、アスクルなどをマネージャーとして運用管理。3社目では再びアパレル企業に。EC・広報を含むデジタル周辺の事業をマネージャーとして担当。
自分の転職だけではなく、採用を自ら行なっていた経験も含め書きます。
社名は伏せていますが、現場で詰まったことや判断の中身は、できるだけリアルに書きます。
この記事はアフィリエイトプログラムを利用しており、リンク経由での申し込みにより成果報酬を得る場合があります。紹介にあたっては実体験と客観的な情報提供を心がけています。


